日常生活での合意形成

職場の3人の同僚が、今日のランチはどこの店に行くかを決めようとしていました。

 

 Aさん「私は、今度出来たイタリアンの店がいいな。」

 Bさん「私は和食。」

 Cさん「近くのカレー屋がいいよ。」

 

3人とも意見がバラバラです。

どうしたらいいでしょう?

 

これまでお伝えしたように、合意形成には「理由(ニーズ)」を聞くことが必要です。

お互いに聞きましょう。

 

「どうして、そこがいいの?」

 Aさん「あの店、雰囲気がいいから」

 Bさん「胃がもたれてて、あっさりした料理の方がいいんだ」

 Cさん「午後イチでミーティングがあって、あまりゆっくりできないんだ」

 

…となると、それぞれのニーズは、

 ・雰囲気のよさ

 ・あっさりした食べ物

 ・早く済む

ということだとわかりました。

 

必要なのは、それらをできるだけ全て満たすこと。

そして、この状況ではどのニーズを最優先すべきかということ、を考えることです。

 

おそらく、この場合、時間があまりないCさんの「早く」というニーズを
最優先することになるでしょう。

 

となると、「できるだけ近場で、食べ物があっさりしてて、雰囲気がいい店」は、

最初の提案以外にもないだろうか? とあらためて、柔軟に考えます。
(ここが重要です)

 

そうすると、

「比較的近い、雰囲気のいい、寿司屋」等、別の選択肢が思い浮かぶかもしれません。

 

なあんだ、それなら、普段やってることじゃないかと思われるかもしれませんが、
そうなんです。日常、無意識のうちにやっていることです。

 

ただ、きちんと理由(ニーズ)を聞くということは、あまりされないことがありますし、
職場で難しい課題や多様な意見がある課題を扱う場合には、
なおさら理由(ニーズ)を聞くことが大事になります。

 

とかく難しいと思われがちな「合意形成」のヒントになれば幸いです。