合意形成を学ぶオススメの一冊

合意形成は難しい

と、思ったことはありませんか?

 

身近なところでは夫婦間、家族内の合意形成。
職場では上司や様々な関係者、あるいは顧客との合意形成。

 

私たちの日常は、実は、意識しなくても、
絶えず、大なり小なり合意形成の連続だと言えます。

 

でも、どうしたら合意形成が上手にできるのか?
という対話術を学ぶ機会は、学校教育でもほぼありませんね。

 

なので、私たちの日常は、
齟齬、不和、対立の危険にさらされています。

 

では、合意形成のコツは?

というと、代表的な考え方に「交渉学」という学問があり、
それを簡潔にまとめたのが、今日ご紹介する一冊です。

 

『ハーバード流交渉術』
(フィッシャー&ユーリー/金山宣夫 浅井和子訳)

 

少し古い本ではありますが、
交渉学の基本的な考え方と実践法が網羅されている古典と言えます。

 

ポイントを要約すると、
「意見の奥にある本当の関心に目を向け、その解決方法を柔軟に考える」ということです。

 

意見の対立は、とかく、
A案かB案か、反対か賛成か、という「立場」を巡って起こります。

 

しかし、「立場」では合意形成はできません。

 

立場の奥にある双方の「本当の関心」を明らかにし、全ての関心を満たす方法を、
相手と一緒に、創造的に考える、というものです。

 

「交渉」と聞くと、何だか、功利主義的で戦術的なニュアンスがあるかもしれませんが、
ここで言う「交渉」とは、

「ニーズを満たし合う」

という意味と理解していただければいいと思います。

 

あくまで、さわりだけですが、合意形成の基本をお伝えしました。

 

実は、ここがわかっていないと、ファシリテーションも、
意見を出してもらうだけで、まとめることができなくなります。

 

ファシリテーションに関心がある人には、オススメしたい一冊です。